NEWS

【CRI時評】共に開放型の世界経済を作る、中国は新たな動力を絶えず注入

 第1回目となる「中国国際輸入博覧会」が11月5日、上海で開幕した。世界規模の経済・貿易のビッグイベントには、172の国や地域及び国際組織、企業3600社余りが参加。開幕式では中国の習近平国家主席が「包容的で開放型の世界経済を共に作る」と題して演説を行った。歴史の大局的な見地から、開放的な協力の促進に関して各国に3つの点を提議し、中国の開放度の拡大を促進するための5つの措置を発表した。

 演説で習主席は、「経済のグローバル化は不可逆的な歴史の大局」「開放的な協力は世界の経済・貿易の活力を増強するための重要な動力」などの観点を述べ、各国に対して、「資金流通の開放を堅持し、互恵的な協力関係の空間を広げる」、「革新を堅持し、新旧駆動力の転換を加速させる」、「包容的で普遍的な恩恵を堅持し、各国が共に発展できるよう推進する」の3つの「堅持」を呼びかけた。

 「開放」「革新」「包容」は習主席の演説で多く使われたキーワードで、中国の改革開放40年で培われた経験を高度に総括していると同時に、将来的に中国が高品質の発展を実現させるために必要不可欠な条件でもある。とりわけ「開放」は、習主席が「今の中国を鮮明に表した標識」と位置付けている。

 習主席が演説で語った、中国の開放度の拡大を促進するための5つの措置は、「輸入の潜在力を刺激する」、「市場参入の緩和を継続する」、「世界で一流のビジネス環境を作る」、「これまでにない高水準の対外開放を作り上げる」、「多角的および双方向の協力を推進し発展に深く反映させる」の5つを指している。この5つの措置は、各国の発展に符合しており、彼らの期待にも合致している。同時に、経済のグローバル化と世界経済の成長を促進する中国の具体的な行動でもある。

 具体的には、中国は今後、関税の引き下げをさらに進め、通関の利便性を向上させる。さらに、越境ECなどの新産業の発展を加速させ、教育・医療などの分野で、外資の持ち株比率の制限を緩和する。今後15年で、輸入商品とサービス業の規模はそれぞれ30兆ドルと10兆ドルを超える。これらの措置は、外国の投資家やサプライヤーにより多くの投資チャンスと発展の空間を与え、中国消費者の良質なサービスや商品に対する需要もより満足させることができる。

 習主席は演説で、外商の合法的な権益の侵害に対して法に則った処罰を堅持し、とりわけ知的財産権の侵害行為に対しては懲罰性の賠償制度を導入し、中国のビジネス環境をさらに改善すると宣言した。世界銀行(World Bank)がこのほど発表した「Doing Business 2019」で、中国のビジネス環境は昨年より順位を32上げ、世界の46位に位置している。

 習主席は中国経済の発展が現在直面している矛盾や問題点について認める一方で、中国経済は、「健康的で安定した地盤」、「高品質な発展を支える生産要素条件」「長期的な安定の中における堅調」と言った全体的な形勢に変化はないとし、中国経済発展の将来性に楽観的な考えを示した。

 第1回目の「中国国際輸入博覧会」のテーマは「新時代、未来を共有する」。改革開放から40年、中国は開放を拡大し続け、自国を発展させただけでなく、世界にも恩恵をもたらした。今後、中国の、「高水準の開放」、「開放型の世界経済の建設」、「人類の運命共同体の構築」の3つを推進する歩みは止まらない。中国は一貫して、世界の共同開放の重要な推進者で、世界経済の成長の安定的な動力源、各国がビジネスチャンスを開拓する活気あふれる大市場、グローバルガバナンスの改革を推し進める積極的な貢献者である。(CRI論説員 盛玉紅)

コメント:

コメントはありません