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<中国輸入博>発展途上国の中国進出を専門家が語る

 上海で開催されている第1回中国国際輸入博覧会には、130を超える国と地域から3000社余りの企業が出展しており、発展途上国からの企業も数多く含まれています。これら発展途上国の企業は、今回の博覧会を通じて中国市場を開拓し、中国の経済成長によるメリットを享受することを目指しています。

 現在、中国が発展途上国から輸入している製品は、資源や農産物などが主ですが、習近平国家主席が今年9月の中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで発表したとおり、中国は今後、アフリカからの非資源類製品の輸入を大幅に増やすことになっています。

 発展途上国企業の中国進出について、中欧国際工商学院の芮博瀾教授は「発展途上国では、自国の経済発展レベルを高めるための決定的な役割を政府が担っている。中国が他の発展途上国との貿易関係をより緊密にするためには、政府による二国間または多国間の貿易交渉を進める必要がある」と指摘しています。

 また、上海国際問題研究院世界経済研究所の張海氷所長は「中国政府が『一帯一路』を提唱した目的の一つは、沿線上の発展途上国をグローバルな産業・貿易チェーンに加えることだ。今回の輸入博覧会はそれらの発展途上国、特にアフリカ諸国に対し、中国市場に進出するための懸け橋をつくった」と述べました。(鵬、謙)

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