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知ってる?海外セレブたちの中国語ニックネーム<21>

 テイラー・スウィフト、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン・・・ちょっとした言動で世の中を騒がせる芸能界のビッグネームの数々。しかし、そんな海外セレブたちの「ちょっと長い」名前に戸惑うこと、ありませんか?それが中国語になるとなおさら、「泰勒・斯威夫特」、「本尼迪克特・康伯巴奇」、「湯姆・希徳勒斯頓」・・・漢字の表記に一目見ただけで「面倒くさい!」と思う人も多いことでしょう。彼らのことを呼びやすく、覚えやすくするため、中国ではいまファンが心を込めて名づけた中国語の愛称が定着し、ユニークな中国語現象にまで発展しています。外国のセレブたちは中国でどんな愛称で呼ばれているのか?このシリーズで一挙大公開!理由を聞けば頷いてしまうこと間違いなしの様々な「ニックネーム」は、話のネタに使えるだけでなく、中国人の深層心理や世相など中国の「今」を理解する鍵にもなることでしょう!

 今週の「知ってる?海外セレブたちの中国語ニックネーム」では、強くて頼もしい男性像にぴったりの「~哥(兄さん)」という愛称で呼ばれる男性スターたちを特集します。

 ちなみに、第4回ではマイティ・ソーで知られるクリス・ヘムズワース=「錘哥(chúi gē)」を、第5回では米国の人気歌手、ブルーノ・マーズ=「火星哥(huǒ xīng gē)」、第9回で同じく歌手のザ・ウィークエンド=「盆栽哥(pén zāi gē)」を紹介してきました。いずれも頼もしい「アニキ」のイメージにぴったりの有名人たちですよね。今回は、いま注目の「兄さん/アニキ/お兄様」の3人を新たにご紹介します。

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哥(ā tāng gē

 本名:トム・クルーズ/汤姆・克鲁斯(米俳優)

 米国を代表するアクション俳優のトム・クルーズ、もちろん中国でもファンが多く、10数年ほど前からこの「阿汤哥」の愛称が定着しています。特に由来もなく、本名の音訳「汤姆」から一字を取ったものですが、中国人の愛称やニックネームによく使われる「阿」との組み合わせでより親近感が感じられます。 2018年の最新作『ミッション:インポッシブル』シリーズ第6作『ミッション:インポッシブル フォールアウト(中国題:碟中諜6:全面瓦解)』では自らヘリコプターを操縦してアクロバット飛行にも挑戦するなど数々の危険なスタントをこなし、50代とは思えないほど体当たりの演技を披露した汤姆(トム)。その不屈のチャレンジ精神が、いつまでも若さあふれる「兄さん」として慕われる理由かもしれません。

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弩哥(nǔ gē)

本名:ノーマン・リーダス/诺曼·瑞杜斯(米俳優)

 2010年に米ケーブルテレビ局AMCで放送が開始されたテレビドラマ『ウォーキング・デッド』で、主役の一人であるダリル・ディクソン役を演じて人気を博したノーマン・リーダス。彼の愛称は『ウォーキング・デッド』の主役、ダリル・ディクソンに由来しています。「弩」とは西洋で用いられた弓の一種であるクロスボウのこと。ダリル・ディクソンが劇中で常に手にしている武器がこの「弩」であることから、ドラマファンの間で「クロスボウのアニキ」と呼ばれるようになったわけです。そしてもちろん自身のキャラクターも、「アニキ」と呼ばれるにふさわしいタフガイと言えるでしょう。

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大表哥(dà biǎo gē

 本名:ダン・スティーヴンス/丹·史蒂文斯(英俳優)

 一見すると、ハリウッド女優の「大表姐(da biao jie)」(ジェニファー・ローレンス/詹妮弗・劳伦斯)を思わせる愛称ですね。「大表姐」は、直訳すると「一番年上の従姉」なので、「大表哥」は「一番年上の従兄」になるのですが、2人の間に何か関係があるわけではないようです。映画『美女と野獣』(2017)で世界的注目を浴びたダンですが、中国ではそれよりも早く、テレビドラマ『ダウントン・アビー』(2010-2012)への出演ですでに人気が出ていました。エドワード朝時代以降の貴族クローリー家とその使用人たちの生活を描いたシリーズで、ダンは伯爵の遠縁の親戚、マシュー・クローリー役を演じています。その役柄は、伯爵の娘たちに「お兄様」と慕われる、まさに年上の「従兄」。それがきっかけで、この愛称がすぐさま定着したわけです。(ミン・イヒョウ、謙)

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