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タイ国王の姉の首相擁立は「不適切」=タイ国王

 タイ国家維持党が8日、ワチラロンコン国王の姉ウボンラット王女を党の首相候補として選挙管理委員会に届け出ました。王室の一員が首相候補になるのは史上初となりますが、同日夜、ワチラロンコン国王はこれについて声明を発表、「どんな方式であれ、王族が政治に関与することは王室の規定や慣習、国の文化にも背くもので、非常に不適切な行為だ」と指摘しました。

 なお、ウボンラット王女は今年67歳で、1972年にアメリカ人と結婚して王室から離れましたが、1998年に離婚、2001年にはタイに戻り、王女の地位を回復しました。タイ国家維持党は、ウボンラット王女が長期にわたり社会活動に注力し、近代科学技術の導入に努め、タイを近代国家へと成長させたことを理由に、首相候補として擁立したということです。

なお、同日、現任のプラユット・ジャンオーチャー首相も総選挙への出馬を表明しました。総選挙は3月24日に行われる予定です。(藍、む)

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